旅の重さ・・・という小説がある。素九鬼子という小説家が書いたものだが、この言葉を知ったのは高校生のころ、確か現代国語の教科書にその一文が引用されていたように記憶してるのだけれど、そのテーマや内容からして、教科書に載るのも不思議。もしかしたら、国語教師の脱線話の中に出て来たのかもしれない。ま、内容は兎も角何か当時の自分に、リアルに刺さった言葉だったし、以後とても好きになった言葉でもある。
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43年ぶりの記憶の場所にも辿りつけた。
そして、その地で
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翻弄な旅でも、終盤は色んな意味で帰るころにはずっしり重くなるもの。
勢いで飛び出し、旅先の列車のなかで、車窓の景色を眺めていれば、嫌が応にも置き去りにしてきた事や放った言葉を思い出す。
全くの趣味の延長の旅でさえ、長く出て居れば、もうこの辺でいいか・・・。と思う瞬間が訪れるときが来る。
来ない奴は、よっぽど無責任か糸の切れた風来坊みたいな野郎だ。笑
今回は、仕事を絡めたたった2日の旅だったが、内容は始まりから色々あったし、僕にしては、精力的に動いた気もする。今の体力と家庭の事情、翌日からの現実世界を考えたら、今の自分には、もう1日足した二泊三が限度の様な気がする・・・。
計画通り♨️にも入れたし・・・
残された人生の次なるもの・・・
というヒントが得られたのかな?
なんて帰りの詰まらない新幹線の車内でこの2日間の出来事を反芻している。
ところがだ!
ところが、スマホでこうやってブログをUPしている間にあっと言う間に大宮に近づきつつあるこの現実!
一体なんだったのか。旅の重さに酔っている隙もないじゃないか。
だから新幹線なんて大嫌いなんだよな。
あれ?自己矛盾してないか? 爆
おしまい。