オフセットハンドルクランプを間に入れてハンドル位置を高くしたのとオリジナルメーターパネルにした関係で、ステム内を貫通していた純正のタコメーターケーブルの取り回しが変わり30mm程短くなっていまった我がG5。
ハンドルを右に切るとケーブルが引っ張られて全然足りない状態になってしまったのでL字アングルギアを噛ませてスピードメーター側にケーブルが湾曲し、変な取り回しになっていた。
先週それが災いしてアングルギアとケーブルの接合部のリングナットが緩んでて
差し込みの角度が鈍角になったままケーブルが周ってしまい、先っぽの10㎜が折れて
動作しなくなるという不具合が起きた。
お盆過ぎの岩手ドベドベツーリングを控え、予備のスロットケーブルとアングルギアを使わなくても届く長めのケーブル(ルマンⅣ/カリ用)をGUZZINOにオーダーしていたものが届いたので早速風防を外して交換することにした。
長さはご覧の通り、約50mm位長いのだ。 皆さん・・すぐに調達可能なタコメーターケーブルは意外ですがルマン4用が一番長いと認識して下さい。
もっとも・・ワシのドカマン号にはタコとスピード両方ともさらに長いデイトナ用に両方アングルギアを噛ませて使ってました。
メーターケーブルの寸法って、トップブリッジに固定するメーターの場合は、凄くシビアでちょっとの長さの辻褄が合わないとハンドリングに影響するもんです。
長けりゃ良いってもんでもありません。
注文する時に岩瀬さんが、ルマン4用じゃ長すぎる!と言って
ルマンⅢ用を薦めてくれましたが、長いケーブルの不具合を知ってるが故の
アドバイスだったようです。
まぁハンドル位置を変えたという事で納得してもらった訳です。
大は小を兼ねるという事で長めのケーブルを使ってハンドルを左に切った時すごく余ってしまい、テンションバックでハンドリングが悪くなった経験ありませんか?
ワシは何回も有りますよ。笑
その点ドカマン号もそうだが、フレームリジットのメーターパネルのバイク、ベベル系などは、ハンドルにメーターケーブルの影響を受けないのでハンドリングも軽快で好きです。
実は先週ETCの動作不良でゲート突破をしてしまい、前日からETCの電源ケーブルとソケットの修理もしてたので、ケーブルを交換してすぐに、このままの状態で
いそいそ試乗に出た。
この画像よく記憶ししてさい。
このまま走り出す・・・どうなるか?
家を出て1㎞あたりの脇道でワシの右視野のシリンダー下~足元に、何か小さな物体が霞めた気がしたので、クラッチケーブルでも切れたかと思い、バイクを停めて観察したが、これと言った不具合が無かったので再び走り始め、北本/桶川ICの側道にさしかかった時今度はGパンの右スネ部分に何か当たったような感覚があったので、再びバイクを停めて初めて判った。
あ~・・風防を停めてた金具のボルト&ナットが、緩んだままだったので、振動でナットが周り、脱落したんだ・・・。
風防を装着してから試乗すれば良かったのに・・・物臭したからこの結果!
波型の金具だけでも・・と思い暑い中、周辺を探し回ったが見つからず・・・。
西陽が突き刺す夕方、汗がヘルメットの中の頭を伝う・・。
探し初めてすぐに、ワシの脇を通り過ぎていった黒っぽいワンボックスカーが100m程先で急に停車し、運転手がこちらに向かって歩いてくるのが見えた。
不審な行動をしているワシに向かって近寄ってくる不審な男・・・
不審な2人の男の関係性が彼が発した言葉で明らかになる。
『すみません・・・ひょっとしてドカマンさんですか~?
いつも ブログ読んでますぅ~!』
なぬ? いきなりこの展開かよ!爆
てっきり・・・・『さっき後方を走ってたら、何か部品が飛んだようだったので、拾い上げてUターンして戻ってきました・・・』
を期待していたワシの希望は叶わなかった。笑
絶えず地面を見てキョロキョロしているワシに、
『私ルマン乗ってるんです・・・まさかとは思ったんですが、バイク見てドカマンじゃないかと思って・・』
心ここに在らずの対応でどうもすみませんでした。
お名前伺った記憶ありますが、そんな状態だったので、覚えていません。
これを読んでいらっしゃいましたら、ワンボックの方、コメントお願いします・・爆
その後圏央道に上がってETCの動作確認と両手離し運転での斜行の有無は無事確認できた。
そして紛失した風防の取り付け金具の代行品を物色しにカインズホームに立ち寄り
無事何の問題も無く風防を取り付けることができた。
オリジナルより体裁も良く頑強に固定できたことは言うまでも無い。
ワハハのハ!