この記事は一般公開記事ですが、
2週間後にFUN限定記事に修正します!
ツアーマスター ツーリストトロフィー トラウザーズ復刻委員会からのお知らせです。
はじめに・・・・・
一応全公開なので、言い訳めいたことを書かせてください。
現在、内外の旧車、ネオビンテージバイク好きのおじさんライダーに相応しい、安全でお洒落なバイクウェアが見当たらないので、昔の古き良き時代、英国生産時代のライダーの為に製造していたベルスタッフのデザインコンセプトに現在の安全性や機能性を盛り込み復刻しちゃえという、ある種、趣味性の高い洒落心(しゃれ)でやっている極めて限定的なプロジェクトであります。故に現在のイタリアメイドのおよそバイクに乗る際、着る気のしない、ファッションアパレル寄りのベルスタッフには興味の無い人達向けの、真面目にオートバイに乗るための機能を持ったウェアであります。
従いまして、コンセプトと用途が全く異なりますので、その手のアパレル的な商売を妨害するつもりは全く有りません。
我々の世代の記憶に有るベルスタッフはライダーの為のブランドだったはずです。決してファッション専門サイトやセレクトショップの店頭で、利益を高く設定されて売られるようなウェアではなかったはずです。
時代の流れの中で、何処かで釦をかけちがえてしまったのでしょう・・・
残念なことです。
フライフィッシングもやらんのに街中でバブアを着て、アウトドアや山登らんのにSCARPAやGARMONTを雨の都会で履いてるのと同じですね・・
これもLE●Nとかファッション雑誌がバカ騒ぎしたからなのかなぁ~
ライフスタイルとリンクしてない装いは、軽薄に見えるだけなのにね・・・・
それでは本題!
サンプルUPが遅れてしまい、申し訳ございません。
情報が少ない中、ドカジャケは申し込んだが、下はよく判らないのでどうしようか・・・とか、遠慮しようか・・?とか悩んでいる方が少なからずいらっしゃることは、オーダーの数からも想像できます。
お陰様でトライアルマスター復刻ジャケットの方はすこぶる評判は上々で委員会側としては、とても嬉しい限りです。
私も実際着用してみて、ファーストトライアルにしては、かなり完成度の高い物が提供でき、そこらのバイクウェアメーカーやブランドにも十分対抗できるレベルに仕上がったと自負しております。
さて、その御期待に沿える品質と機能をトラウザーにも注入できたか?
ということでrすが、ジャケットに比べ、トtラウザーのファーストサンプルは、やや修正しなければならない点が多かったですが、概ねコンセプトは維持できたかな・・?と思います。
それでは早速画像をUPしながら、修正点の説明も含め 検証と紹介をいたします。
現在、ジャケット申し込みの方67名の内、30名の方が賛同していただいております。
理想としては少なくともあと10名程度増えてくれると、費用の加重平均等助かるのですが、今回の情報提示で増えることを期待したいです。
それでは、まずジャケットとスーティングでコーディネートした画像から・・・・
モデルはドカマン、身長170 バスト97 ウエスト85 体重69kg スラっクスの股下77cm ヌード実寸です。 でも実際履いているスラックスはウエスト79~82、デニムは32inchで丁度良い。メタボ検診ギリギリの体型です。
※着用のサンプルは、Lサイズレギュラー(股下82cm):通常股下より
5cmロング設定 ジャケットもLサイズ ベルトは反射側。
下にジャージの上下を着て着用。
撮影はワシの指導の基、長女Aでお送りいたします。(笑)
正面
画像で確認できる通り、股下はけっこう余裕があり(たるみが有り)
バックステップ等の膝曲げでも長さは十分です。
また裾に向かってテーパードライン(ストラップで締めて裾幅17.5cm)のClassicでTraditionalなデザインなので、やや短めでもシルエットやラインはおかしい感じにはなりません。
股下77cmの私の場合上がり設定は80~81cmぐらいが丁度良いかも知れませんね・・・。
後にディーテール写真で再度確認します。
斜め45度 左膝上にブランドネーム
膝分外側にジャケットと同じく反射パイピングテープ
光源に反射し、太目に移っていますが、実際は3mm程度のパイピングです!
背面裾はジャケットの襟と同じ真鍮バックル。
まず上がりとしては設定寸法に対し横方向の胴回り等10mm~15mm程度縫い縮みしております。 縦方向は設定通り上がっております。
ジャージならやや余裕がありますが、ベルトをしてジーンズを履いた場合、つまりオーバーパンツ的着方では丁度良すぎで私より太った方(AB6の人やA7の人)は長さは問題無いがウエストやパッド入りの膝部分など、横方向がぴちぴちかも・・・
よって、設定寸法に仕上がるように型紙をやや横方向に大きく修正します。
<腰~ウエスト部分のディーテール>
今回特に拘ったウエスト調節ストラップ。バックルから抜けにくいように
ナイロンテープのストッパーが内蔵され、持ち手の先はシリコンゴムのパーツが奢られています。
またベルトループはベルクロのメスを縫いつけ、ベルトループの上から固定可能としています。
腰部分は革パンと同じ裏にパワーネットを仕込んだギャザード加工。
今回のサンプルはしゃがむと後の分量がやや不足気味と思われたので、後ろ身のみ2cm長く修正入れてます。
本家には無いサイドポケット。
こだわりのウォータープルーフファスナーです。小銭入れ等に便利。
今回一番苦労したフロントジッパー部分。
入水防止のための複雑な仕様です。
大きめの 水かきとベルクロが付いています。これで股間への雨水と風の進入を防止します。
本家は前開きは無しのサイドジッパー式ですが、やはり利便性を考慮し、フロントオープン式にこだわりました。普通レインウェアは前開き無しです!
<膝~裾にかけてのディーテール>
ドットボタンを一番タイトなところで止めると、基本的には膝部分が膨らんだ革パンと似たようなシルエットになります。
下のドット釦は2段階で調節可能。
皆さん裾の始末が想像できなかったと思いますが、上着の袖のカフスのような仕様になています。今回唯一サンプルで残念だったのが、このカフス部分とストラップ部分、そして前出の背後の腰宛てのパーツ、に厚手の芯地が貼られる指示だったのに全く芯地が挟まれておらず、ペラペラだったこと・・・画像で判るとおり、薄っぺらですね・・・。
実は本家も芯地は無く、ぺらぺらなんですがね・・・(笑)
私は嫌です。本番はしっかりとした厚手の芯地を貼ります。
GUZZIなライダーには嬉しい 磨耗防止の革パッド!
GUZZISTA以外の方には、関係ありませんが・・・ルマン会議議長のこだわりと思ってゆるして下さい。本牛革の左シリンダー当てです!
唯一アシメトリなデザインパーツです。
画像で見るとおり、やや内側過ぎたようなので40mmセンターよりにオフセットさせます。 当然膝部分は位置が3段階に調節できるポケットにプロテクターが標準装備されます。
こうしてみると、そんなに膝か下はダブダブでは有りません。
むしろ革パン並みとは言いませんが、皮パンの二回り太い感じですかね・・・
<腰・尻部裏の仕様>
腰の蛇腹部分の裏は、ニットで追従する仕様です。織ネームが付きます。
ここも目立たないこだわりの一つ。 5mm厚の硬質スポンジが内蔵されている尾骶骨パッドです。 背筋を丸めて乗る場合に効果的面です。
品質過剰ですね(笑)
そして両サイドに硬質ゴムスポンジの腰骨のプロテクターが内蔵。
上からみた内側です。 右側は家にあったハーレー純正のプロテクターを入れてみた図。
それではもう一度トラウザーのみで履いてみましょう!
けっこうシルエットは細く見えますが、実際は余裕があります。
膝から下に向かって細いのでダボダボ感は有りません。
<置き撮り>
前
膝を曲げてステップに股がると、対向車の車のヘッドライトで
膝が反射するはずです。
横
後
ジッタさん そんなにデカくないでしょ?
ヒートテックの上に直でもいける感じでしょ? 私は寒がりだからジャージかジーンズの上に履きますがね・・・・・・。
本家に比べ3Dパターンで特に膝のツッパリ感がだいぶ解消されております。
勿論ドカジャケ同様の完全透湿防水。
カッパ要らずの全天候型です。 しかし、通常のバイクウェアの全天候対応タイプの、裏地がゴアテックの止水テープ張りで表地はぐっしょり雨水を含み重くなっちゃう残念な仕様じゃなく、カッパ同様の表地防水機能の快適な通常無い贅沢な仕様です。
今回、申し込みの締め切りは11月6日まで延長します。
尚、現在女子該当サイズのSはオーダーが無いので、作業上煩雑になる為
Sは今回無しとさせて頂きます。あしからず!
予定価格は、金曜日までにここに追加UPします。
もう少しお待ち下さい。 宜しくお願いします。
修正部分は以下に赤字で示しています。
まだオーダーお受けしますので宜しくお願いします。
質問等は、ここにお願いしますね~!!
連休中の11月3日はサイズ見本(本家のMサイズショート相当とLL相当、それに今回のLサイズレギュラーを持って辰巳にいつもの時間に車で行きますので
試着したい方は是非辰巳Pにどうぞ!
また翌日の軽井沢モトテカには画像のLを実際に履いていきます。現地でLなら試着可能です!
それではお休みなさい!
PS・・・来年のルマン会議は・・・
会場がこんな感じになったりしてな・・・ブハハ