今日もスマホを弄っていて、一つ先の新高円寺の駅まで行ってしまった。酷い時は、その先の南阿佐ヶ谷まで気がつかない時もある。
また、新宿で、判っていて方南町行きに乗り、中野坂上で乗り換え・・と思っているのに、気が付くと必ず中野富士見町ってのも・・最近多い。
これも皆スマホのせいだな・・・と加齢な自分の脳ミソを棚に上げて嘯いてみる。
ところで、お盆が過ぎて、関東はここの所ものすごい暑い日が続いている。
西日本の豪雨で被害が出ている地域のみなさんには申し訳ないが、毎日
うだるような湿気と暑さで、パンツ(スラックス)の中は熱帯雨林気候の様だ。
ここでメンズの洋服の話し・・・・
ここ10年くらい続いているトレンドの細身のパンツ・・・・
ワシ等の世代(ポスト団塊世代/シラケ世代)はどうやら最近ベルエポック世代(※http://www.s-pn.jp/archives/658)と呼ばれてるらしいが、気が付きゃ
IVYだコンチだ、ニュートラだ、サーファーだ、とトレンドをポパイやHOT DOGプレスと一緒にとりあえず全部飲み込み、細身の尾錠が付いたVANのコットンパンツに憧れたと思ったら、ショーケンや松田勇作の着ていたビギやニコルに憧れた世代だが、腹が出始める80年代にはツータックの太めのパンツに出会い、一気にその楽さ加減に嵌った。
そーか・・・これは膝が上がりやすいな・・なるほどツッパリやチンピラが伝統的にボンタンやずん胴を履く理由は、ケンカの際、足が上がり蹴りが入れやすく、股開いてしゃがみ易いからだったのかぁ~・・なんて勝手に思って 楽さに負けてずーっと愛用してきた。笑
ところが90年代半ばから、クラシコイタリアブーム(源流はブリティッシュスタイル)がやってきてメンズのトレンドはやたらタイトなシルエットに傾いていく。
ツータックなおじさん達はそのスタイルには抵抗があったけど、安く買えるロードサイドのツープライススーツの型紙がどんどんそうなるので、仕方がなくポッコリお腹をひっこめてOLに受けの良いノータックの細身のクラシコイタリアのスーツを着たりする。
すると職場の若い女の子の気まぐれに発した、『細身のスーツお似合いですね・・・』の歯が浮くようなお世辞を真に受け、気を良くするバカ親爺。
『だから、俺はやっぱり昔からノータックの細身のパンツがお似合いなのさ・・』
と、加齢で勝手に細くなった下半身にポッコリお腹でノータックの細身のパンツを履いているのだ。
きっと奥さんは、『あ~・・六本木のキサナ、BEE、キャステルでチークダンスを踊った時に 今夜はまぁ~イイっかぁ・・? と思った人がこんな感じになるとは思っても居なかったわ・・トホホ』 と後悔しているのである。
そのような勘違いをして、カジュアルでもユニクロやH&M、FOREVER 21、アバクロなどで細身のパンツを買って 履いている
アナタ!無理はやめましょう!
80年代ごろ、おされな連中や業界人に人気があったPapa's という、ブランド覚えていますか?
これじゃありますえんよ~~!
そうBIGIがやってるマドモアゼルNONNONとペアコンセプトの
お洒落な大人の男性・・既婚のおじさんのライフスタイルをテーマにした
ブランドです。
過去にミッレミリア(Mille Miglia)のアパレルグッズの生産もしていたので、
クラシックカー好きのマニアの方は知っているはず。
堺 正章 も時々着てましたね・・・
今となっては既にシルバー層に入った団塊世代に守備範囲も移行しているようで、
港区・世田谷・目黒・太田・横浜港北 辺りのリタイヤ組には、今でも
人気があるようだ。
そのブランド・・買わないけど、小田急ハルク1Fにあるので、たまにお店を覗いてたのだが、まぁ~お見事に時代に左右されないキープコンセプト。ていうか
内容が昔から全然変わっていない。ある意味凄い。
素材はオーガニックコットンや麻、ボイルウール。そして未だに分量のあるシルエットの太めのパンツやゆったりとしたTPOSやシャツを展開し続けているのである。
あの太身のアーネスト・ヘミングウェイがイメージモデルだからかな・・・笑
暑い夏は、何を着ても暑いと勝手に諦めて、仕事に着て行く服装は
今年は5月の衣替えの時、クローゼットの中身を、バッサリ割り切った。
もうお洒落な服の仕事もしてないし、色気出す必要もないので・・・
※ユニクロのノータックのコットンパンツとコードレインのパンツをそれぞれ5本
※それに白のドライ鹿の子のポロ5枚
※自分で開発した素材で去年から東京シャツ(シャツ工房)で採用されているブラ インド・トリコット(ウルトラメッシシャツ)のBDシャツ5枚・・・
だけにして、それを毎日着まわしてこの夏をのりきるべぇ~と思っていたのさ・・。
だが、正直、コッパンは通気性は実は悪く、コードレインに至っては織りの目も詰まっていて全然涼しくはない。糸が強撚なので肌離れが良く、シャリ感が強いだけ。
・・・でお盆を過ぎて、この暑さである。
たまらなくなって、あ~もっと サラリとしたパンツなかったけかな?
そう言えば・・昔アトランタ五輪の時、サンプルで作ったシアサッカーの涼しげなツープリパンツ(業界では決してツータックパンツとは言わない・・・ツープリーツね!)が有ったはず・・・
と15年前のパンツを物置の中で探したら・・・出てきましたよ。
シルエットの太めのトラッドなツープリパンツ!
で、今日は履いてます。
あのね・・・・太めのシルエット・・・肌と生地の間の空間が功を奏して
細身のパンツに較べて全然涼しいのよね!
夏のおっさんは体裁を気にせず、裾巾23cm位で渡り巾も36cm位の
太めのツープリパンツがよろしいようです。
考えてみれば暑い所の服はみんな大き目でブカブカ!
中東やアフリカの服なんかもね・・・
派手な細身のパンツ履いて、真っ黒に日焼けしたシルバーアクセに茶髪のサファー崩れみたいなオヤジを時々見かけるけど・・・
60歳にだんだん近くなってきて、そういうの見かけると、なんか痛い感じが
してしまう・・。
もう、いいんじゃね?
間違っても頑張れよぉ~・・とは言えないよな・・。
どうでもいい事だけどママス&パパスといえば・・・
オ ザ リ ザ ブラン~~~~♪・・・の
ママ&パパスのカルフォルニア・ドリーミング・・・・かつてバンドで演奏もした記憶が有るギターとボーカルのイントロの所がね・・・
昔から かぐや姫の 加茂の流れに のイントロと
何か 被るんだよねぇ~
夢のカルフォルニアのイントロの最後のジャ~ン♪
の後、2拍置いて、
まさかの・・・・
優しい雨の~♪ 祇園町~・・・・・♪
またそれの逆で
加茂の流れにのイントロの
チャン チャカ チャン チャン チャラリラリ~ン♪
2拍置いて、
All the leaves are brown~♪
(オ ザ リ ザ ブラン~~~~♪)
・・・・・・ね! どうよ・・・。
笑っちゃうでしょ~が!
どうでも良いか・・・。爆