親不知の予後が悪くくて、ただ腐ってたわけではありません。
やるべきことは少しづつですが、進めておりましたので、
進捗状況をレポートいたします。
まず、編地の見本ですが・・・・
前回ご案内した通り、畔編みというアミーセーターなどに使われるヘヴィデューティーな編地のセーターにしたいと思っていたのですが、
柄を編みこむには最適のジャガードという編地で一度見本を編んでみようという事で
長野のニッター工場でサンプルを編んだものが、2種類届きましたので画像でUPします。
これはあくまでも予定とは違うジャガード編みの場合です。
ややファッション的になります。
マークやロゴが、やや縦に間延びしてますね。
表の編地は普通のスキーセーターのような編地です。
正式のロゴデータを送り込んでない状態で、ニッターさんが勝手に作ったデーターですから大目に見てください。
これはやや太めの5ゲージというニットです。
これでよく、背中にマークの入ったベルト付のラップセーターなどを作ったりするときに使う編地ですね・・・
この編地はカッチリと編めますが、ニットファブリックの表面がフラットになるので、ロゴやグラフィックは表現しやすいですが、その分、ニュアンスが退屈になってしまう難点があります。
70年代~80年代にかけて、渋谷パルコの前にあったterryというオリジナルスキーセーターとニットキャップのショップで自分の名前やサークルのスペルを編み込んだものをワンオフで作ってくれるおしゃれなショップがあったのを知っていますか?
知らね~だろうな・・・。その編地と同じですね!
ここが裏側が重なった所との縁です・・・判りにくいですかね?
画像の通り、裏側は文字に使った生成りの白糸が交互にニッティングされていますが、表にはロゴ部分しか白く出ません。それがジャガードとう編地です。
それに対して・・・・・
まぁ、MIX調になってお洒落っぽくはなりますが、グラフィックが浮き出にくくなりますので、キャラクター色が薄まります。
・・・という事で、やはり、初志貫徹!ロゴは刺繍で入れる方法を来週刺繍工房にいって模索します。