今朝、誰かのFBでこんな言葉が上がっていた。
「貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」
唖然、茫然 まさにワシの事。
この間の週末、クラブのOBの新年会で話題になった、
永く生きるという事に対して、
皆に言い放ったワシのセリフは・・・・、
ただ長生きしたくない。
ただ生きることに意味を見いだせない。
いろんな欲が有るから生きている。
ワシの場合は多分・・・食欲、性欲は人並みかそれ以下。
それに比べ 物欲、所有欲、が著しい。
物欲を満たすためにワシは生きているようなもの。
だから物欲が無くなったら・・・・
物欲を満たせる環境、身体じゃなくなったら
この世とおサラバじゃ!!!!
だから貧乏なんだ・・・・と今朝思った。
しかし、大手企業や金持ちを除くこの何年も続いている不景気。
金を使いマーケットにお金と物が潤沢に繰り出し、ぐるぐる回転しないのが原因なのなら、アメリカ人やワシの様なノー天気野郎が増えなきゃ日本は、このまま
本当に一部の金持ちの天下になってしまう。
あ~あ・・・・だね!
借金してでもキリギリスのように物にまみれた物欲世界の申し子になろう!
君はバブルを・・飽食の時代を・・忘れたのか?
知らぬなら・・・教えてやろう 不如帰!
愚痴は兎も角、G社ワークスセーター復刻委員会からのお知らせです。
誰もやらんから、それなら私がやりましょ!という事で
洒落で立ち上げたお遊び企画。
いよいよ、現実的なサンプルをお見せできる段階に入ります。
服を作るって大変でしょ? 洋服は大事にせんといけませんよ・・・
先週末、刺繍屋さんの展示会に行った時に、
事前にニッターさんから別送されていたセーターの前身の編立見本が届いていた
らしく、私が指定した刺繍糸で編地にGUZZIとMAGUNIの刺繍を打ったサンプル
を遂に受け取りました。!
じゃ~~~ん! 前身の編みだしに刺繍の試打ち!
ニットってこうやって作るんですよ・・。
でもこれは成型ニットなので、体の形にサイズごとにちゃんと減らし目で編立てるやや高級な手法です。
普通のミリタリ用はカットアンドソウン、ロンTと一緒の編地をハサミでジョキジョキ切って縫う作り方ですね。
高級なのはもちろんお母さんや彼女の編んだ減らし目のハンドニットですよ!。
みなさん・・・持ってますか?高級品 笑
ロゴがレトロな筆記体のGuzziは刺繍糸がベージュ。ストロボと照明の違いでどれも色が違いますが、このグランドの色が比較的に実物に近いかもしれませんね。
ロゴがモダンな変形ゴシック調のMAGNIはOFFホワイト。
寄ってみましょう。
まずはGuzziロゴから・・・
サガラ刺繍・・別名 パイル刺繍。gとu、zとZとiの間を引き連らないように、開けときました。
この方が横方向に伸ばした時に、編地の変形や引き連れが緩和されます。
いきなり編地にパイル刺繍を入れると、輪郭が落ち着かないので、
輪郭にチェーンループステッチの刺繍をい入れ、落ち着かせました。
スタジャンの場合は一旦厚めのフエルトに刺繍して、野球のユニフォームのゼッケンの様に縁をミシンで叩きつけるのですが、これは直刺繍です。
ですから編地の畝が若干つぶれて寄れて変形するのは許して下さい。
次にMAGNI!
マーニは真っ白じゃなくOFF白の刺繍糸をチョイス・・・。
ロゴは筆記体じゃなく、一文字づつ独立しているので、比較的引き連れは大丈夫。
ニットは専門外なので、マーチャンダイジングが今一見当が付かず、ハラハラドキドキしましたが、なんとか大戦前の世界GPに出場していた世界最古のバイクメーカーMotoguzzi社のワークスライダーが着ていたセーターの復刻ができそうです。
先々週に上がった刺繍無しのサンプルに刺繍を入れた前身を重ねてみました!
これでイメージがつかめるはずです!
尚、刺繍の色糸に関しては、私の周辺のデザイナーやパタンナーさん、もちろん刺繍屋さん、アパレルデザイナーだったカミさん等にも聞きましたが・・・、
異口同音、皆これでいい!との意見が大半だったので、
これで行きます。行かせて下さい。
コントラストがキツイと安っぽくなったり、レトロ感が演出できなくなります。
大方のセンス有る、アパレルデザイナーやMDなら、企画デザイン会議の際、
この選択をするはずです。
それに真っ白は味噌汁こぼしたり、ミートソース引っかけたりすると、
シミも目立ちますしね・・・・。
後は正式にコストが確定したら、早急に価格を提示いたします。
も少しお待ちください。