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Channel: MOTO GUZZI な おじさんの趣味とこだわりについて
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ブローニフィルムは緻密で、やっぱり味わいがあってイイ・・・

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年末からシコシコ手を入れて修理やリペアしてきたブローニー版フィルム使用のペンタクッス67とマミヤRB67のマニュアルフォーカスの大型(中版)アナログカメラ。

年明け早々2台ともTTL機構の修理を施し動作不良だったメーターも無事作動するようになったが、とりあえずモルトプレーン修理後、試写したネガの現像が12月30日上がったので、確認しに地元のキタムラに行ったら、ネガを見る限り綺麗に撮れていたので、そのままコダックにデジタルデータ化をお願いしていた。

昨日DVDに書き込みができたという連絡を貰ったので、取ってきた。

イメージ 17
 ついでにこんなコラージュの出力サービスでキャビネ版(2Lサイズ?)を・・・
なかなかいい感じだよね・・


目測で絞りを設定した割には、露出の過不足もなく、緻密な写真が撮れた。

被写体は我がMOTOGUZZI V1000G5である。

ここのところGUZZI以外の記事ばっかりで、GUZZIの話を見に来てくださっている方には物足りなかったと思うので、今回はそんな方にも訴求できるハイブリッド版になってます。爆

35mmフィルムのデジタル化はフジフィルムとコダックでやっているらしいが、
120フィルム(ブローニー版)デジタル化のサービスはコダックがやっていたので
1コマ600万画素で 基本料514+コマ@¥123 で処理してもらった。

ブローニ版:120フィルムだと正方形の6×6で12枚、6×7で10枚 撮れるので
今回それぞれ一本づつで都合2本 20枚の内容になる。

したがって、基本料514+@¥123×20=514+2,260=消費税入れて約¥3,000の
費用です。

肝心なフィルムの現像代・・忘れた。爆  でもそんなに高くなかった気がする。

今回はなるべく縮小率を抑えて画像をUPするので、読み込みには時間とCPUに負担がかかるかもね・・・


イメージ 8
まずはペンタクッス67から・・・SMCタクマー105mmF2.8(標準レンズ:ちょっとデカい)
朝9時半過ぎのピーカンだったので、シャッタースピード1/250 絞りF8前後

イメージ 1
1枚目・・・フィルムの巻き上げ不良か?多重露光レバーが半ロック状態? 
 2枚目と1部分が多重露光になってしまい、残念な結果に・・・3枚目以降は大丈夫だったが・・・ま仕方がないね。

イメージ 16


イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6
光漏れ検証の試写としては全然問題なし! モルトプレーンの再生修理はOK!

背景のボケを考慮してシャッタースピードを1/500に上げて、もっと絞りを開ければよかったが・・・

ファインダーを覗きながら、フォーカシングスクリーンでピントをふわ~と合わせる
久々の感覚に思わずイってしまいそうになった。笑

大きな画像は加齢な目にも優しい・・。ジジイにはやっぱりブローニ、コレだね!


バカチョンカメラやオートフーカス一眼、デジカメに慣れたなんでもオートマチックなこのバカ身体に、この独特の気持ち良さは全く癖になるぜ!

やっぱりマニュアルはどんなジャンルでも身体、精神てか脳のあらゆる器官に刺激になって良い!

折しも新年が開けて1月5日、コダック社はあのエクタクロームの再販売を開始することを発表した。

これはまさしくアナログフィルムの再興というか、ラジカセブーム同様、一部の層で確実にアナログルネサンスが起きていることの現れを意味している。

ということは、ワシがこれからまたやろうと思っていることは・・・

最先端のトレンドじゃね? ワハハ・・最先端トレンドセッター親爺万歳!

ワシの後ろに世の中がフォローしてるってかぁ~~!


イメージ 7
後段は マミヤRB67の写真・・・セコールZ127mmF3.8 
シャッタースピード1/250 絞りF8~F11


イメージ 9
これもピンが甘い・・Fタイヤの溝にピントが合ってやがる。

イメージ 10
コリはピントが後ろ(ナンバー)過ぎた・・・笑

イメージ 15



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イメージ 12

イメージ 13
これはなんか ピンボケやねぇ~・・・

イメージ 14

ペンタの67は普通の35mmの一眼レフと同じ操作で撮れるが・・
RB67・・これは違う! 撮ったらフィルムレバーを巻き上げ、フォーカルプレーンシャッターとリンクした上がったままのミラーをセットし直して、顕微鏡みたいなラック&ピニオン式のピントノブを前後に回してピント合わせの後、シャッターを押す・・てか引く。
この一連の動作がなんともまだるっこしくて痺れる・・・。

両手に抱えたボディに ズシャッ!てか ズバコ~ン!とカメラの重さの割にやや軽妙な手ごたえが来る! まさしく1、2、3、で波動砲発射! 4ビートの連続アクション

あ~イクゥ~・・・。

このシャッターの手ごたえは、GUZZIのクランクが股の下でグリン!と回る感覚に近いかも・・てか・・もっと感覚に丸さがない感じ? 
シリンダーとピストンリングが擦れてるような雑味的な躍動感・・?
これはベベルのエンジンの感覚に近いかな・・。笑

GUZZIのエンジンはミラーが分割してない頃のZENZA BRONICA
だよ・・・・


この感覚・・・

中盤カメラ扱ったことのある外車のバイク乗りならもろ判ると思う。ワハハ・・

さしずめレンズシャッターのマミヤC330は何のショックもないBMWです。笑


ちなみにRB67はでかすぎるので、縦位置のアングルの場合はカメラを回さずに
後ろのフィルムフォルダだけ90度に回して撮影するのだ! 




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