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Channel: MOTO GUZZI な おじさんの趣味とこだわりについて
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RIMOWA チョイ古 TOPAS 82L 

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頻繁に海外に旅行などできる身分でもなく、海外に行くのは出張絡み。
それもこの10年は3日~4日と短期の中国ばかり。

だから大概 替えの靴下とパンツとシャツだけ持って、機内持ち込みのTUMIの
一番厚いビジネスバックだけで行くことが多かった。せっかちだし飛行機を降りてさっさと入国審査に並びたいもんね・・。


今年の秋に12年ぶりにヨーロッパに中6日で出張に行くことになり、ツーリスト
バックで悩むことになった。

イメージ 1
今までは80年代中ごろ、CAの間で流行った、短い取っ手をスマートに持ち、
縦に斜めにして転がすサムソナイトのオイスターをずっと使って来た。


イメージ 2

だけど、この短い取っ手・・・以外に転がす際重心が悪く、思ったより実はくそ重い。

それに縦に斜めで2輪で転がすから、ヨーロッパの様な、石畳が多い地方ゴロンと
倒れる始末。

もう還暦だし、体力ないし、オイスターは勘弁したいが、他にキャスターバックといったら、娘たちのアメリカン何とかというブランドの色が派手なオレンジやグリーン、イエローしかない。

12年前、PITTI UOMOに行く際、ミラノ空港でフィレンツェ行きの乗り替えでくそ重い大型のオイスターをころがしてヒィヒィしてた時、脇をデカいアルミのRIMOWAをスムーズに転がして追い抜いていく日本人バイヤー連中を見て、次はこれだな・・と思ったもんだ。

しかし、会社がメンズのドレススタイルのユニフォームから撤退し、ワーキングスタイルのユニフォームに特化し始めたので、翌年のPITTIを最後に訪れることは無かった。


今回の目的は、デュッセルドルフで開催される国際労働安全機材・技術展
通称「A+A」という展示会(見本市)の情報収集だ。 我が国からも東レやユニチカをはじめ同業の大手が出展しているが、今開発中の商材をEUで展開しようと営業が爪をのばしているので、いわばその前哨戦というわけだ。

現役サラリーマンとしてはもう終わりの時期のワシにとって最後の悪あがき・・
帰国の日が丁度自分の還暦の誕生日でもあり、それでリセット。

最初の会社で19年 2度目の会社で18年 よくもまぁ 組織に向かないタイプの
自分が37年間もサラリーマンが続いたもんだ。

その集大成の記念すべき出張のために、前から欲しかったRIMOWAのジュラルミン
キャスターバックを新調したいところだが、生憎新品のRIMOWA TOPASの82Lは
十数万もするし、定年後の収入減も控えてるし、これから何回も海外に行くこともないだろうから、中古の型落ちで十分さ・・・

大体新品の傷なしRIMOWA・・格好悪いし・・(負け惜しみ?)笑


早速ネットオークションで中古をさがした。

イメージ 3

ダサい日航のステッカーやラベルがべたべた貼られて、所々凹みも有る誰も落札しなそうな旧TOPASの82Lが¥58,000で出ていたので、御徒町の多慶屋の裏手にある出品者の事務所に行って現物を確認して、即決価格で落札した。

ヤフオクには新品の平行物を1円スタートで出品している評価が雨マークの多い業者も多い。掲載画像が皆同じで何だか怖い。本当は個人で出品している人が理想だが、RIMOWA TOPASはずっと使い続ける人が多く、なかなか出ないし、出ても入札が多く、大抵値が吊り上がるので、これでいいの・・。


早速帰宅して、シール剥がしスプレー、中性洗剤とシンナー、耐水ペーパー各種、真鍮ブラシ 洗濯洗剤 磨きスポンジを駆使して、リペアに取り掛かった。

イメージ 4
唯一の汚点だった内張りの汚れ・・たぶん色が付いた酒類かキムチみたいなものをトランク内で溢したものなのか・・? 

これは内装が外れないのでタオルを隙間から裏側に入れて洗剤をスプレーして
シミ取りをしたが・・

イメージ 5
こんなレベルまでしか落ちなかった・・ブラシでこすりすぎて生地が毛羽だってしまって白化してしまうし・・。

洗濯洗剤よりアルコールの方がいいのかなぁ~・・
何回かまた挑戦しますよ・・。


イメージ 6
また目立ってた凹んだところはプラスティックハンマーで叩きだして何とか・・
どうせ空港でまた放り投げられたら、アルミなんてひとたまりもないしね・・・。

それが嫌な人はポリカーボネードしかない。いすゞピアッツァは頭とお尻はぶつけてもまた戻ったよ・・笑  あれポリカだったのかな?

凹んだら叩き出す・・車と同じさ。


3時間程で、こんな感じになったさ・・



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イメージ 8


イメージ 9
流石に、日焼けし黄ばんだ引手の樹脂パーツの色は取れないが、酷い汚れは取れましたよ。



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現行のRIMOWA TOPASの双輪ホィールは 左の6ホールタイプらしいが、

買ったものについていたのは・・・

イメージ 10

こんなのが付いていた。はて?
でもやけにボディのやれ感に比てホィールが目あたらしい・・

もしかして補修の社外パーツか、古いシリーズの物なのかね・・。

イメージ 12


念願の廃盤 青ロゴのRIMOWA TOPAS・・

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シリアルNO   93270 20051700
2005年の1700個目・・? よく判らんわ。

イメージ 14
やっと見つけた古いカタログ・・・

#8番 下から2番目の奴で間違いないね・・

もしかして高くかったのかなぁ~~

ドイツに行くんだから、本国で買えばいいのに・・ね! 

大風呂敷担いで成田出国? まさかね・・・爆



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