辰巳の帰り、浅間ミーティングの古くからの友人で、ガレージダイヒョウのオーナーのダイヒョウことヤギちゃんを訪ねた時に、英国時代の古き良きベルスタッフのジャケットの話になった。
「もう30年以上前の話だけど、トライアルマスター用の背中にベルトに通して装着できるジャケットと同じオイルドコットンのウエストバック・・・そういえば
買ったけなぁ~、SR500弄ってた時だったよ・・・」
とダイヒョウが想い出話をし始めた。
とても興味深い話だったので、掘り下げてディーテールを聞いてみると、
デザインはトライアルマスターの腰ポケットと同じ形状の物が2つ横に連なっており、マチがやや深く、物をたくさん入れやすい設計になっている。
ポケットのフラップの上に広いベルト通しがポケット2つ分の幅なりに上に付いていて、エプロンをぐるっと後ろ前にしたようにするらしい。
イメージするととてもオーセンティックでクラシカルな感じに思えたので、
早速イラストレーターでデザインしてみることにした。
かく前に、一応ネットで、
BELSTAFF WEIST BAG とワードを打ち込むと、
どれもこれも最近のイタリア企画のファッションアイテムばかりヒットして
それらしきものが出てこなかったが、それにVINTAGEというワードを加えてみると、たった一つ、海外のサイトに探し求めていただろう画像がHITした!
おお~~なかなか、渋いじゃない?
想像していた通りの設計だったが、下の2本のストラップだけは、
想定外だった。 ボタンホールの大きさから、多分20mm程度の錬りボタンを
背身頃の裏の裾に縫い付け、バタつかないようにそのストラップを止めるのだな・・・なるほど・・・・然り!
ウエストベルトで締めるタイプのクラシックジャケットには、
既成のウエストバックはどれもフィットするものが無くて今まで苦労して来た。
ワシはトライアルマスターのベルトに、昔、偶然小田急のアウトドアコーナーで見つけた黒のコーディラナイロン製の2連のウエストポーチ(ブランド忘れた)を通して、煙草入れや小物入れとして使ってきた。
ウエストマークじゃないブルゾンタイプなら良いが、丈長のベルテッドジャケットはベルトが2重になるので、コーディネーションが野暮ったくなる訳です!
これは追加アイテムで作るしかないでしょ!
と言う訳で、イラレでデザインしてみました!
製作は、(て)さんの工場です。まだ打診してませんが(笑)
当然、ドカジャケの生地と同じものを使い、当たり前ですが、裏シールテープ使いの完全防水です。
当然裏は、硬い物を入れても擦れないようにコーデュラナイロンの補強裏地を2重に裏打ちします。
ジャケットからベルトを外せば、ショルダーバックとして単品でも行けるかもね~~~~~~~!
こんなウエストバックに、ボッシュのあのレギュレーターや、芋虫ヒューズ、
液晶の薄型テスターや予備のプラグを入れて、VINTAGEな旧車乗りの糞オヤジを気取りましょう! ワハハ・・
ベスパにもお似合いだよ~~!
チョイ古バイク好きな おじさま!
どうよ・・・
こういう企画?
<追記>
そういえば、以前ジッタさんが自分のブログ
で紹介してたっけ!(笑)
それにワシも、これをどこかで昔見てますよ!!
でも使い方知らない・・というか判らなくて、何じゃコレ?
ポケットだけじゃアクセサリーにもならんし的な感じで
買わなかったんだぁ~・・・・。
あ~~ボケてるなぁ~~
ジッタさんのブログに、ちゃんとコメント書きこんでるし・・・
ダイヒョウの昔話と、いろんなことが今繋がりましたよ! 笑