我が家に来たレンジローバー2NDにはこんなワンオフ製作のマフラーが付いていた。
・・・・・!
従って、こいうのは勘弁だった・・
そもそもクロカンタイプ4╳4に
これじゃディパーチャーアングルがおそらく20度もない・・
インプレッサやレガシーよりないかも?
ディパーチャーアングルとは・・
つまり・・
こういうステージにおいてクロカン4×4としては致命的!
だから常識的に四駆乗りはこのような位置にマフラーは付けない。
だってバンパーすら邪魔なんだから・・
この車両は問題の多いエアサスをコイルにコンバートされている。
従って、ソレによってインパネのインフォメーションパネルに表示されるエアサスのマネジメントをしているECUにエラーコードが絶えず出てるため、トリップメーターや燃費情報が出なくなっている問題、警告ブザーが乗るたびにする。
また本国でも多く流通しているそれらの問題を回避させるためのジャンパー配線コード・・・
をebayで手配し、ソレを取り付けてみると、ソケットの接触不良なのか、そのユニット自体の設計ミスなのか? あろうことかメインのECUに障害が出てしまい、あらゆる電装関連が誤動作(勝手にはガソリンコックの蓋が開く、リアワイパーが勝手に動作する、フューエルメーターが満タン表示になる、水温計が跳ね上がる、エンジン関係、ミッション関係のエラー表示点灯・・等 を起こしてしまう問題・・そんな事を含めて、今ある他の怪しい不具合(エアーのミックスチャーモーターの空回り等)をプロショップに相談に行きたいと思っているのだ。
だからこのマフラー付けたままでは、お店に本当にレンジという車を理解してるのか?と思われかねないもんね・・
人との関わり合いは第一印象が大事・・笑
ランドローバーの専門店で、あ~・・オフロードやアウトドアには関係ない人達ね・・って思われたくもないからね・・。
早速ノーマルマフラー探しが始まったのだが、純正の新品パーツの2と3は無いらしく、怪しい社外をいろんなお店に問い合わせ探した。
この車両はエンジン側のキャタライザーから先の中間パイプの太鼓のエンド側のフランジの手前を切断して一回り系の大きいパイプを被せ、バンドで絞める仕様になっていたので、EXエンド側だけ取ってもフランジが無いため付けられません。
そう・・これ、ハーレーや4輪のレースマシンを作ってるカスタムやさんの手によるものらしく、物自体は細工は細かく丁寧に作られてるけど、よく見るとパイプの接続が浅くて排気漏れの後も・・・普通はこの手なら50mmは無いとね・・。
実際は35mm程度だった・・。
横道に逸れたので戻します。
という訳で、中間パイプの太鼓とその後ろ側をセットで探しましたよ・・
ヤフオクやebayも含め探し、価格も材質もまちまちだったが、
最終的に日本の業者さんで愛知県にある株式会社アルファさん ⇒ http://www.alpha-line.jp/about_us.html
から販売されているARMというこの会社オリジナルブランドのマフラーを買いました。
製造元はベルギーのBOSAL/WALKER・・・
欧州車の補修用マフラーでは知れたメーカーだ。だってebayで個人輸入するより
安いのだ! これは買うしかないよね・・。
ダイヒョウの工場に直接送ってもらった。
工場に行ったらダイヒョーはお休みだったが、勝手知ったるガレージ・・
さっさとジャッキアップして作業開始である。
まず下に潜って様子を伺う・・ここから後ろに向かって二股になってるわけね・・
左側がキャタライザー・・ここは8mmのフランジボルトとロックナットで接合・・
ここは緩めればら楽勝のはず・・
まず後方右側のパイプを外すため、マフラーバンドを緩め右マフラーを外す。
左のパイプ・・フルボトム(エアサスの一番下)の時アクスルが当たってしまうので、きっと付けてから慌てて叩いて凹ましたようだ・・。ま、このマフラー見た目重視で片方が凹んでても用は足りると判断してたのだろう・・笑
そう言えば初めてエンジン掛けた時左右で湯気の出方が違っていたわ・・笑
磨いたら結構綺麗・・・パイプが結構手間かかってるのが解る・・ていうか
これ作った工場ベンダーなかったのかね? エビのシッポだらけ・・
ココが固着していて外すのにエライ苦労したが・・何とか外せた。
しかしゴムバンドを外すのに苦労したぜ・・・ゴムが付いたままだと拗れないし、外すと下にマフラーが落ちてくるし・・普通の車と違ってリアのリジットアクスルとボディとの間をくねくねパイプが通ってるので、落ちても間から抜けないのね・・。
上:後方のパイプを切断した純正の太鼓
下:今回の純正タイプ社外品
やや上への立ち上がり(アクスルを回避するため)のカーブが違う・・・
すっきりさっぱりのリア周辺!
後は今回仕入れた純正タイプをバンドをあらかじめフックに付けて、8mm×40mmのボルト/ナットで淡々と締めて付けるだけ!
一瞬社外という事で、ぎりぎりで何処か当たって付かないとか微妙にゴムの許容量以上で対応できない・・とか懸念されたが杞憂だった!
愛知の株式会社アルファさんARMブランド素晴らしいです!
吊り付けの際のアドバイスも含めありがとうございました。
やっぱりこの控えめな佇まいがレンジローバーらしい・・・
外した中間パイプのメインの太鼓には穴が開いてましたよ・・
どなたか、この火吹きそうなサイレンサー 流用する方いらっしゃいませんか?
中はちゃんとパンチングメッシュになってますぜ・・ 原付に如何? 爆
適当に切って着払いで送りますよん! パイプ径はたぶん80パイくらい・・・