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Channel: MOTO GUZZI な おじさんの趣味とこだわりについて
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ジャパネットで初めてのポチ・・・・・したけど

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次女Hのヘッドセット修理で、久々にヘッドセットを掛けて音を聴いた。
38FDのプリ部を経てヘッドAMPから流れる音はとても良い音だった。
これに気を良くして、昔から苦手だったヘッドセットも悪くも無いかなぁ~なんて
思っていた矢先・・・・

昨日通院で仕事を休み、午前中TVをだらだら見ながらいつもの悪い癖でリモコンをパチパチ変えていたら、ジャパネットの生番組でワイヤレスヘッドホンをあの社長がいつもの金切り声で、今回何処よりも安く、何と¥10,800でご提供~!とやっていた。

ワイヤレスか・・・・

確かにコードレスは便利かもな・・・
でも所詮、無線だろ?   S/N比も悪そうだし、周波数特性だってFM放送並みに高域は頭打ちだろうし・・・あ!今はTVと同じでデジタル化されたの?
そんな分けないよな・・・3連バリコンの古いTRIOのチューナーでもFM放送受信してるもんね・・・と、加齢で高域は10,000Hzがやっとの耳のくせに、批判的な目でその放送を見ていた。


早速IPadで TDK ワイヤレスヘッドホン で検索すると・・












イメージ 1

高解像度かつバランスに優れた音質
独自設計の40mm径の高性能ドライバーを採用。TDK Life on Recordシグネチャーサウンドを基本にしたチューニングにより、高域から低域までバランスに優れた音質を再現します。音量を絞っても高解像度のサウンドを楽しむ事ができます。

 イメージ 2Kleer技術による最高品質のワイヤレス伝送
CDと同クオリティの16bit/44.1KHzの音声データを非圧縮でワイヤレス伝送できるKleerテクノロジーを採用。独自の通信設計により、最大の特長である音質の高さに加え、音声遅延やノイズ、音飛び/音切れが少なく、ストレスのない使い心地を提供します。また赤外線方式とは異なる2.4GHz電波を利用した通信方式により、伝送範囲は10m、多少の障壁があっても通信可能です

イメージ 3

最大40時間の連続使用が可能
電源はヘッドホンと送信ユニットにそれぞれ単4形乾電池を2個ずつ使用。場所を問わず入手しやすいので不意の電池切れでも安心です。アルカリ乾電池を使用した場合、最大40時間の連続再生が可能です。無駄な電力消費を防ぐ自動電源オフ機能(※未使用状態5分で電源オフ)も搭載しています。

イメージ 4
様々なAV機器に接続可能な送信ユニット
フレキシブルコードタイプの送信ユニット構造。3.5mmミニジャックのOUT端子が搭載されている機器であれば簡単に接続、ワイヤレス化できます。

マルチポイント伝送
1台の送信ユニットから最大4台までのヘッドホンとペアリングが可能となっています。

スペック


品番  TH-WR800
型式  ダイナミック型
プラグ  3.5mmステレオミニプラグ
ドライバー  φ40mm
使用周波数帯域  2.4-2.48GHz
再生周波数帯域  20-20,000Hz
音圧感度     103±5dB@1,000Hz
最大通信距離  見通し距離10m(※周辺環境により通信距離は変化します)
質量    (本体):282g (送信機):26g


同梱品    ヘッドホン本体、トランスミッター(送信ユニット)、取扱説明書

っと出てくる。

ほかもググッて見ると・・・


イメージ 5   イメージ 6
 

去年のオーディオショーに上の画像のプロトモデルがで出ていたという記事を見つけた。

もしかしてこれって・・・・今ジャパネットで生放送やってるのと全く同じものじゃん!?

はは~ん、さては、プロトモデルの金型でいいから、それを流用して、ギリギリまでコストを抑えて、ジャパネット限定の別品番のモデルにしたんだなこりゃ・・・!

まぁ、いいか・・。

どうせこの前のとうか堂のカーナビみたいに、着いたら、気に入らないって言って、
使わないパターンの無駄使いはやめてよね・・・!  

カミさんが電話の後ろで文句を言っているのが聞こえた気もしたけど、
さっさと申し込み手続きを済ませた。 
オペレータ曰く、即日配送で夕方届くという!

え?今日届くんだ・・・日本の物流はすごいですな・・・。
とそのオペさんに意味の無いことを言ってヨイショした。


イメージ 7
・・・で、夕方病院から戻ったらもう着いていた。

品番は TH-WR800じゃなくて、JN-WH160CGだった。
でも取り説はTH-WR800と同じ物みたい。

・・・ネットに出ているPDFをダウンロードしたけど全く一緒だった。

色も、いかにもジャパネットらしく、シルバー/シャンパンゴールド/ワインと3色有ったが、我が家のアンプは皆シャンパンゴールド系なので、この色にした。

早速、外観と造りをチェック


イメージ 8
左が電池ボックス

イメージ 9
右がON/OFFスイッチと ボリュームらしい。 
TH-WR800に比べると中身は一緒だろうが、ディーテールや操作スイッチがシリコンパネルっぽい面一のエンボス仕様で、流石にすごく安っぽい。

早速リビングにあるBOSE PLS-1210WestBorough SystemのCDレシーバーにリファレンス用のいつものCDを入れ、ボリュームを9時ぐらいに上げて音を出した。

するとどうでしょう! 音が思い切り歪んでいるではないか

まるで、出力の無いトランジスタラジオをフルボリュームにした時の音のような
酷い歪んだガザガザ、ブツブツの低域、ヒステリックな中域、ぶっ壊れた高域。

何じゃこれっ!
あわてて耳元のボリュームスイッチを下に操作するも駄目駄目の酷い音。

その後、2階の自分の部屋に上がり、38FDのヘッドフォンジャックに差し込んでみるも、もっと歪みは酷くなるだけ!

おやおや・・・これはババ掴まされたか~~!

TDKとあろうものが、こんな商品作っていいのかよぉ~。
いくら磁気テープ屋さんだったとはいえ、音質にはうるさいはずのオーディオ関連メーカーだったはずだが・・・・、

それにしてもジャパネットのバイヤーもちゃんと調べないでこんなの取り扱うのかい?だってこれ別注モデルだよね既に・・・別品番になってるし。

早速専門ダイヤルに電話をして返品の依頼をしたさ・・・・
すると、一度開封したものは返品できない・・・と出たオペさんはいう。

だって開封する前に音聴けないでしょ!
あまりに酷い歪みなので、納得できないから 要らない。
送るから、この酷い音をちゃんと聴いて、検証したら?

というと、1分後、では今回のみ返品はお受けしますから、送料はご負担くださいとオペさん。

また同じ問答で、再び1分後、では今回のみ返品送料もお受けしますから、配送業者を3日後に向かわせます・・・ということで納得した。

マニュアルどおりの問答・・・なんだかね・・・。終始録音されているのがわかっていたので、言葉選び、主張することはしっかり時にはジャパネットのプライドを持ち上げ、ブランディングに良くないよ・・なんていいながら交渉した結果、無事こっちの要求は通った。

でも、カミさんのそれ見たことか!・・・視線も癪だったし自分でも納得行かなかったので、夕食後、次女HのIPODに試しに接続してみたのだ。

そしたら、音量はとても小さかったが、歪まない音がしてるではないか!
出力の小さいIPODをフルボリュームにするとやや歪んだ。

そうかっ! そうだったのか!
ヘッドフォン出力のインピーダンスでは大きすぎたんだ!
要は、トランスミッターへの入力が大き過ぎたんだね・・・。

だって、リビングのBOSEも片chで40Wくらいあるし、38FDなんか真空管でその2倍以上あるからな・・・

もしかしたらこれの入力レベルは、LINE入力+α くらいしかないかもね・・・。

ヘッドセット本体にボリュームが付いているのは、オペアンプが内蔵しているという意味のことだったのね・・・。

しかし、何回読み直してもTDKの取り説には、これに関して言及した説明は全くない。

これじゃ、あらゆる音響機器に接続してワイヤレス環境で聴けると豪語するには、ちと無理がりゃせんか!

ワシなら取り説にこう書く!

<トランスミッターへの入力レベルに関して・・・>
ボリュームレベルは最弱にセットして、本体のボリュームレベルと合わせてお好みの音量に調整して下さい。

入力過多になると、音が歪む場合がありますので、レベル調整は外部接続した機器のボリュームではなく、ヘッドフォン本体のボリュームで調節を行って下さい。


・・・とかね、最低これくらい書かないとアカンでしょ!
もしTDKの説明が不足しているのなら、ジャパネットのMDが、気が付いて
捕捉冊子なりこれに言及するものを入れるべきだと思うわけね。



イメージ 10
・・・という訳で、今はCDデッキのヘッドフォン出力に標準STEREOジャック/ミニSTEREOピンジャックのアダプターを嚙ませてPHONE LEVELは画像の通り、僅か1にセットしてヘッドフォンのボリュームを調整して聞いております。

ジャパネットには再び電話を入れて、上の理由を説明して、返品は辞退した。

あ~~やれやれ・・・。

でもなぁ~・・・

38FDはヘッドホン出力が大きすぎるのと、メインボリュームが経年劣化で最弱(6時半位)にすると左右のバランスが悪く、7時だと大きすぎて歪むので、せっかく真空管のプリを通したラックストーンの音が結局聴けなかったのが残念。

今度は、38FDのプリのLINE出力に接続できるSTEREOミニジャックの変換コードを自作してを繋いでみましょうかね・・・。

結局ワシが楽しみにしていた、ヘッドフォン出力から取りだし、アンプ毎の個性を聞き比べるようなお遊びができる代物じゃなく、ヘッドフォンに内臓されたたった3Vで駆動するTDKのデジタルのオペアンプの音になってしまうということなんだろうか・・???


イメージ 11
そしてスピーカーパネル(いわゆるバッフル)で押されて、2時間で耳が挟まって痛くなることも解った。
ワシは耳が大きいというか立っているのね・・・。

イヤーパフがあと5mm厚いか、バッフル面(SPの位置)がハウジングよりあと5mm奥なら問題ないのに・・・。

これってかなり重要な要素だよね・・・



で肝心な音ですがね・・・
音場が広がる・・? クリアな音・・?  

残念ながら、まぁ 普通 です。 

イメージ 13
次女Hの最近治した audio techinica(定価¥12,000) の方が、音楽聴くには全然マシかも・・・?



イメージ 12

そういえはジャパネットの番組ではDVDの観賞用という触れ込みで紹介してたな・・

まぁ、便利なことは、音楽聴きながら用をたせる。
数m以内ならどんな体位・・じゃない! 格好してても音楽聴ける・・てな感じ?

やっぱりこれって・・・・・

八街 なのかな・・・?



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