コレは自分の車ではないが、2NDレンジのトランクはざっとこんな感じである。
意外に狭い。昔乗ってた丸目のランクルのHJ60GXの半分強かもしれない。ボルボの240エステートよりは確実に狭いかも知れない。
ヘタするとクラウンのトランクより平面積は小さいかも・・
丸目のランクルHJ60GXのトランク・・コレはモンキーを奥に真横に積んで、まだキャンプ道具を満載できる余裕があったものだ。
一つ上の画像の左側の四角いこのでっぱりの中はサブウーハーが納まっているのだ。
聴いてみると別に座席側の前後左右10個のスピーカーで十分だと思うが、サブウーハーも動作することになっている。
しかし・・・この内装パネルを外すと・・・
専用設計のフレームにCDチェンジャーと一緒ににこんな感じで固定してある。
SP径は6インチ・・16cmスピーカーだ・・
意外にデカイのでびっくり!
ウレタンエッジが加水分解してかなり残念な結果になっているわ・・。
早速萎びてしまってソフトクリームの湿ったコーンみたいになったウレタンエッジを指でつついてエンクロージャー内にそぎ落としてから、この黒い樹脂製の重いエンクロージャーを取り外す作業に取り掛かった。
まずどうやって固定されているか観察。
一見判り難いが、良く見れば判る。
両サイドをビス止めされているCDチェンジャーをまず外さないとフレームの固定ボルトにアプローチできない構造なので仕方がない。
そしてその下にあるフロアーに直止めされてるフレームのビスを外す・・・
でもまだ取れない・・・あれれ?
下を覗くと・・
まぁ~・・壁側にもう一個10mmの固定ボルトがあったわ・・・
これエクステンションが無いと外せないわな・・
無事外れました。 今度は上下分割できる構造のエンクロジャーをばらします。
そしてSPユニットを外すと!
いわゆるバッフル版の裏はウーハーだけに意外にデカいフェライト磁石が付いたSPユニットなのが解る。
ま、一応 米国のオーディオの老舗 Harman/Kardonのシステムだけのことは有りそうだ・・
ここから室内作業・・・
フレームに付いている積層されてるボール紙のパッキンを削ぎ落してからコーン紙の円周のエッジの表面を綺麗にする。本当はこれも綺麗にそぎ落としたい所・・
幸いコーン紙自体の材質はパカン!とした樹脂製なので、アルコール系の溶剤で擦れば取れそうな気もしたが時間がないので音回し・・どうせ音質には影響が少ない低音だけの再生装置なので、ここままエッジの張替えしても問題ないはずだ。
コーン紙径:12.5cm
エッジというかフレーム内径:14cm弱
この寸法に適合するサイズの補修用エッジをネットで検索・・
サイズ的にダイアトーンの昔からの名機 DS-P610用が丁度良さそうなので、
2つポチしたさ・・・
サブウーハー用のユニットなので、ボイスコイルのストローク量がP610より多いからこのエッジじゃコーン紙が歪むんじゃね・・?
・・と思った貴方はオーディオマニヤ様です・・・
ワシも当然そう思います。でもね・・いいんだよ‥そこまで低音ボコボコだして
車で走らんし・・この年でブンジャカ/ブンジャカ音漏れさせて走ってたらバカだもん。
さぁ~あとはエッジが着荷したらエッジ再生修理の作業をやるまでさ・・!
作業は以前JBLのコントロール1の修理と全く同じ工程ですわ・・
次回はその2にで・・・