今年のお盆に老いた母親を乗せて東北に帰省したが、2インチUPの我がレンジ郎に乗るのにはかなり難があった・・・
それにかなりハードな乗り方をしてた歴代の4駆にも全てステップボードを付けていたし、洗車の際、屋根まで手が届かず、都度ドアを開けてサイドシルの上に登らなければならないのが面倒なので、今回のレンジにも当然取り付けるつもりで、我が家に来たときからヤフオクで探していた。
しかしながら、ランドローバー各車の純正ステップボードは・・
ドアの側面つまり車両の全幅内には納まってはいるのだが、タイヤの側面基準からは下手すると100mm弱出ているのだ。 狭い道で、低い位置の突起物をヒットさせてしまう事も多いが、何より格好が悪い!
これがランドローバーのステップボードの佇まいだよ!と言われれば、否定はできないが・・・
クロカン四駆の場合、こんな状況でこのステップボードが災いしてよく岩にやギャップにぶつけて壊したり、ギャップに乗り上げて亀の子スタックすることがあるが・・
流石にもうこんな事はしない歳になったので、純正品を探したが、全く出てこない!・・・というか、2NDレンジのパーツがあまり出てこない・・。
乗ってる人が日本にあまり居ないのだろうか・・?
仕方がないので社外の物も含めて検索したら・・
幸い出っ張らないタイプの社外品、それも英国から個人輸入したが気に入らなかった為の未組の新品で出品! というのが有ったので迷わず入札。
他の入札者も居らず、たった2万で落札できた。相場は社外で6万~8万・・
純正新品なんてウン10万、鬼のように高い!
これじゃ普通の人は何処に付けるのか? 悩んで怯むわな・・
しかもフレームに取り付ける際の方法が、怪しい。
そこに縦に10mm+アルファのネジが切ってないホールが2か所あるのだが、
そこに・・・
8mmのボルト2点で2本のステーを固定。つまりたったの4本で重くて人が全体重をかけるステップボードを支持固定する設計ですよ。 JAOS等の国産のパーツ屋さんじゃあり得ない仕様です。
けっこう体重がかかる場所だし、もの自体も重いし、いささか不安だが仕方がない。
フレームの穴2箇所に挿入して13mmのボックスレンチで締め込むのだが、これがなかなかきつくなって来ない。
何時になってもアングルステーは微妙にふら付くのだ・・。
いい加減飽きたころやっと感覚がきつくなり、やがてラチェットレンチを手首だけで回せなくなるくらいになった所で一旦終了。
試しにボードを置いてみる。
よく見ると・・
こういうのも工具類が揃ってないと簡単にボルトオンって訳にはいかないね・・。
ステップボード、無事装着完了也! 後はL字のアングルステーのボルトを増し締めして終了!
懸念されたガタツキは杞憂に終わった。サイドシルカバーとフロントのマッドフラップの隙間も大方綺麗に納まり、付属で付いてきたマッドフラップをわざわざ付ける必要も無く、その分の手間も省け満足!
純正のステップボードの位置より数センチ高く内側になるので見た目もすっきりで
中々気に入った。
しかし何で出品者は気に入らなかったのかね?
付いた感じのフィニッシュが想像できなかったのかなぁ~~・・・