先週末の雪のせいか、晴れていても外は全くもって肌寒く、エポのフレームにエンジンを乗せようと思ったけど、やめにした。
これといってやることもないので、オリンピックの再放送を何度と無く観ていた。
今回の日本選手団、メダル取り、意外と苦戦しそうだな・・・
ワシがユフォームをデザインしたトリノの時は荒川静香さんだけだった。
その時の悪夢が甦らなければよいが・・・何か嫌な予感がするのはワシだけ?
すると雪で遅れていた郵パックが届いた。
中身はこれ! ホンダ XLディグリーの右スイッチBOX。
RC30などに使われているセルスイッチとKILLスイッチが付いたHONDA車汎用右スイッチBOXだ。
これ、外車の電装カスタムの定番で昔からよく使われてきたね!
だけどこのパーツ、パーツオーダーするとと結構高価なのね。 だから我がルマンⅢには左スイッチBOX交換の際、同時にと思い、オクに出ていた中華製のコピー品を¥1,980でゲットして10年くらい使って来たのだが、実は付けてから発覚した、見事な八街パーツだったのね。
どんな八街かというと、キルスイッチの中の結線というか、構造がデタラメで、
RUNでKILL、OFFで通電・・・という考えられない代物!
これルマンから外した古いやつ! この状態でエンジンが掛かる訳!
おまけにハンドルバー下側のクランプを絞める+ネジをキッチリ締めこむと、
中側に干渉して、セルボタンの動きが渋くなり、一回押すと引っ掛かって戻らなくなり、セルがカカカカーとなる恐ろしい症状がでる始末。だからクランプのネジは甘めの所で納まってるというなんとも残念なスイッチなのだ。
でも、走らない訳じゃないので、そのまま10年間我慢して乗ってきた。
普通常識じゃ考えられないとお思いでしょうが、ルマン1やⅢのSEVのオリジナルよりはマシという噂もある(爆)
何故か? 古いSEVのスイッチBOX(ベネリとかと共通のあれ)は締めこむネジがタッピングビスの上、受け側(上側のホールがすぐに舐めて、大抵が片方で辛うじて止まっているという悲惨な車両が多いのだ! どう?図星でしょ!(笑)
話が横にそれていまった・・・。
出先などで、エンジンが掛からないトラブルの際、故障したところを探る時、大抵慌てているので、キルスイッチのポジションが混乱しがちになり、ややこしいので、通常の物にずーーーーっと交換したかった。
RC30とかで探すと結構高いので、ホンダのセル付きの軽2にターゲットを絞って探したらFTR223用 ¥1,000、 XL250ディグリー用のこれが¥500で出品されていたので、迷わず後者を選んだ。
左スイッチBOXとお揃いのCVE製の新900SS用もビーチク品として持っているが、厚みが有るし、キルスイッチが妙にデカくて気に入らないから使わない。
という訳で、当然そのままポン付けできるわけじゃないので着いたものをよく見て配線を検証し、テスターで導通をチェックし、メモ書きした。
まずスタータースイッチのボタンが紫外線劣化で退色していてミスボラス海峡だったので、苦労して外し、ついでにスイッチOFF車特有の泥汚れ歯ブラシで洗浄した。
ボタンはホンダレッドを吹き、
何とか綺麗になった。
スタータースイッチなのに何故か3本! 青のコードが余計な気がする。
テスターで調べると、スタータースイッチONで導通が切れる。何か車のアクセサリー電源みたいだね! こんな節電用回路は要らないので・・・
肉 チョンギル ハサミダ・・・
その後切った青のリード線は引っこ抜いた。
耐水用にそこらにあったシリコングリスを塗布し、組み立てる。
XL250用なので配線コードがやたら長いし、ソケットの形状も全く異なり、Fブレーキスイッチの配線2本がソケット内に結線されている。
短く切った後、Fブレーキスイッチ用の配線2本を チューブの途中に穴を開け、これをその穴から取り出す。。
こんな感じ! 残りの4本がセルとキル用リード線。
それぞれギボシをつける。
古いGUZZI特有の縦4結ソケット 右スイッチボックスは大概コレダす。
絶縁テープで養生して出来上がり! 右上が外したもの。
下が今回XL250ディグリー用を改造したもの!
まぁ ちょっとだけ体裁もよくなったかな・・・?
早速車体に取り付けたら、一発OK。
丁寧にやればミスも無いときたモンだ!
まぁ 古めのルマン系(Ⅰ~Ⅲ)の電装カスタムの基本中の基本だす!
オリジナルに拘る人はサラ~と流して下さい。
ワシは使いにくくて割れやすくおまけに変なデザインのオリジナルには
拘りません。 ルマンⅣや1000S、ミレGTは同年代のドカティやアプリリアと同じSEVのままで十分使いやすいです。
これで今日は暇つぶしできたです!