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Channel: MOTO GUZZI な おじさんの趣味とこだわりについて
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20年越し、やっと見つけた眼鏡フレーム!<工事終了>

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10年ほど前だろうか・・丁度、今乗ってるボルボを中古で買ったころ、友人のストさんが中古のルマンⅢを買った。
 
その車両はかなりのヤレ感が否めなかったので、ロッソさん家のガレージで、いつものサンクチュアリのメンバーが集まり、早朝からルマンを分解し、たった一日の突貫作業で軽レストアを行ったことがあった。
 
作業はガンバさんとワシがメインで行ったのだが、かなり遅くにロッソさんのガレージがある大田区から家に向ったのだが、丁度そのころ乗り換えたばかりのボルボの低いシート目線に慣れず(その前はランドローバーDISCO)、帰りの首都高が凄く怖かったことがあった。
 
後にその原因は、車のせいじゃなく、視力が極端に落ちていることが判明したのだが、その頃。中国メイドの安い眼鏡が市場に流通し始めたのをきっかけに、バイクや車の運転専用の眼鏡を作った。
 
元々親の遺伝で視力は、ずば抜けて良く、30代までは両目とも2.0以上あったので、眼鏡とはサングラス以外全く縁の無い生活だった。
 
10年ちょっと前と言えば、レンズの上下の高さは狭くなり。横長のフレームがトレンドになり始めたころだった。
 
 
イメージ 1
 
話は横道に逸れるが、ワシが好きな眼鏡と言えば、トラッド系アパレルに居たこともあり、当然セルフレームのボストン、ウエリントン、レキシントン、メタルフレームに細いセルを装飾した小振りのラウンドあたり、
 
老眼鏡なら、将来はアンダーブローもいいなぁ~なんて漠然と思っていたので、早速COOLENZに行ったら、当然皆トレンドの平たいスクエアのものしか無く、しょうが無かったのでグリーンのセルフレームの線が細いアンダーブローにしたのだが、そもそも眼鏡を掛けなれず、存在感も無く半年のうち2回も紛失してしまった。
 
 
イメージ 2
やっぱり存在感のあるレンズが大きい眼鏡じゃないと・・・と思い、
どうせなら、バブルのころNYから仕入れ、お店で売っていた伊達眼鏡のようなデザインのフレームが欲しいと思った。
 
その伊達眼鏡は、サングラスレンズの着脱式フレームが付属した、ボストンとウエリントンの中間的なやや逆三角の楕円のセルフレームで、ブリッジとテンプルが彫刻が入った真鍮のメタル、鼻パッドはリングスタイプだった。
 
所がそういったクラシックなデザインのものは何処にもなく、リニューアルしたばかりのあの伊勢丹メンズの1Fにすらレギュラーの大きさのフレームは無かったのだ。
 
いらいらして
新たにできたばかりの眼鏡売り場のスタッフに、思わずこんな皮肉を言ってしまった。
 
ジョニーデップやベッカムだって太めの縁のレギュラーサイズのウエリントンやボストンネガネ掛けてるのに・・・と
 
嫌な客だったね・・・でも、当時メンズファッションの先頭を切っていた伊勢丹メンズの1F服飾雑貨の眼鏡コーナーでそれをフォローしていないのは
ワシは許せなかった。藤巻君!何処に目を付けているんだ!ってね。
 
そりゃ白山眼鏡店に行けば、もしかしてあったかもしれないが、目が悪い身体の一部としての生活眼鏡ではないので、それに数万も投資するつもりはなかった。
 
でも選ぶときは拘る。こまったものだ。
 
それで仕方なく
 
 
 
 
 
イメージ 16
 
こんなので何年もお茶をにごしていた。
 
 
イメージ 23
ちなみに仕事用 近距離(50cm~1m)老眼用はこれ!
 
 
イメージ 17
ある日浅間ミーティングのガレージセールで、レイバンのクラシックモデルで惜しいのを見つけ、わざわざスモークの度入りレンズを入れてみたが、やっぱり違うんだよな~・・これはこれでいいんだけどね!
 
であれから何年もたって諦めかけてた今年の2月初旬、花粉対策眼鏡を買いに例のJINSメガネに初めて入店した時、スタッフをつかまえて自分の探している眼鏡の事を駄目元で尋ねてみた。
 
当然店頭のディスプレイには探しているようなフレームは無かった。
 
するとその若きスタッフは、以前そんな感じのデザインのものが一種類だけありました・・・・もう店頭にはないですが・・・・
 
こんなのですかぁ~と、レジの下の引き出しから、出してくれたのが・・・・・
 
 
 
 
 
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OH~~~~~~これ、これ!
 
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ブリッジに彫刻 本当は彫金を施した真鍮無垢の奴なんだけど・・・
 
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テンプルもちと安っぽさは否めないがメタル製で彫刻入り・・・・
 
 
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鼻パッドもリムと同素材じゃないリングスタイプ。
 
 
 
思わず衝動買いをしてしまったことは言うまでもない。¥9900也!
 
 
 
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これでやっと、20年以上捨てないで取っておいたサングラスレンズのアタッチメントが装着できる!
 
イメージ 3
やや今回買った眼鏡のフレームのセル製リムは細身でレンズの形状も下膨れだが・・・・
 
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後は画像で判る通り、紫外線劣化したアタッチメントのレンズを新しいレンズに交換してもらえば長年のフレーム探しの旅に終止符が打てる時が訪れる!!
 
 
 
 
イメージ 5
しかしまぁ・・・ヒネた顔つきだねぇ~・・。
 
 
 
<20140307追記>
続きです。・・・
 
 
 
 
ワシにとって眼鏡と言えば、印象に残るのはこれ。ドイツの老舗メーカー
ローデンストック!
ワシの親父も昔から黒の眉毛付のローデンストックを掛けていました。
 
 
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エクスクルーシブという定番モデル
 
 
 
貧乏なのに、経理マンのサラリーマンとしての自分のアイデンティティだったのか、昭和の40年代からビジネス鞄は吉田カバン、眼鏡はローデンストック、靴は浦和の地元の小さな靴屋さんに自分でデザインした絵を持ち込んで作ってもらったオーダー物のセミウイングチップ、煙草はチェリー、ライターはロンソン、万年筆はパイロット(笑)でした。
 
 
しかし、ローデンストックと言えばやっぱり定番のコレだよね!
 
イメージ 12
 イメージ 6
定番中の定番 前傾眼鏡の代名詞
 
中学の時ツッパリのU山が目が悪くなってこれを買い、やや前傾を増やし、オヤジにもらったとかいうWALTAMの四角くて薄いステンの腕時計をして教室に現れた時は、奴もついに逝ったなぁ~・・と思ったもんだ。(笑)
 
 
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カールトンというシリーズ。今でもあるらしい。
 
実はこのフレームワシは大好きなデザインなのだ。
小学校の低学年の時、東京晴海の下町から引っ越してきたK木という運動神経抜群の転校生が居た。やがて学年を掌握し、中学に進学する頃には、ツッパリを向こうに回し、誰も彼に喧嘩を売る奴がいない程になっていた。
 
K木は身長は小さ目だったが、3つ上の兄貴は背が高く、見た目も格好良い、ツッパリではないが、やや不良ぽさの匂いがするとっぽい感じのいかにも東京っ子という感じの高校生だった。
 
兄弟が居なかったワシにとって、ちょい悪な遊びを教えてくれそうな憧れの兄貴的存在だった。
 
ボーリングシャツを羽織り、スカマン系のマンボパンツを履き、バックスキンの黒のプレーントウを履き、掛けていた眼鏡が、ローデンストックのカールトンタイプのセルフレームメガネだった。
 
それも当時としては珍しい、上下の幅が無く、横長レンズの下側がフレームレスのテグスで釣るタイプだ!  
 
それ以来、将来目が悪くなったら、絶対にその眼鏡にするんだと心に決めたていた。
 
イメージ 13
そんな背景があったので、数年前に2回紛失後、買ったのがこれだった!
 
そう・・・昨年、MOTOTECAプチイタミートの際、みれさんと甘楽Pで待ち合わせをしていた時に 誤って落として踏んづけて歪んでしまったのが、この眼鏡なんだよね・・・・・
 
K木の格好いい兄貴がかけたいたのは、テンプルと上端が一体化した細身の黒いセルフレームだった。確か当時、浦和の名店センター内のスロットカーサーキットの隣のHOYA眼鏡にあったやつだ。
不良の溜まり場だったサーキットにK木の兄貴はよく出没していたが、していた眼鏡が、売り場にあった回転する眼鏡用ショーケースにある物と同じだった記憶があるからだ。
 
次回買い替える際は、是非、45年前に K木の兄貴が掛けていたものと同じデザインのものを探したいと思っている。
 
ところで・・・
 
ここ2~3年若い女の子の間で流行っているレンズなしの伊達眼鏡。
 
殆どが大き目のボストンが主流のようだが。
漫才師のキャラ作り用の眼鏡なら兎も角、どうなんでしょ?
 
貴方は大木凡どですか~?
はたまた安倍首相のお父さんの安倍晋太郎? といいたい。
 
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こういう感じなのが影響してるのかね・・・・
 
それとも・・
 
 
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こういう感じか?
 
そもそもウエリントン眼鏡って本来、
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このゴツくてむさい このタイプを言います。
 
王道を狙うなら、これを掛けて イッセー尾形 になりましょう!
クラークケントでもイイです。 角帽被って、高下駄でバンカラもいい!
 
 
じゃなけりゃ、グイグイとアレンジして
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レイバンのこれもカッコイイですぜ!
 
どうよ・・そこのダークスーツのオジサン!
これ格好よくかけられたら、貴方はショーケンになれますばい! 笑
 
 
イメージ 15
と言う訳で眼鏡のお話しはこれでおしまい!
 
じゃ~ね~。

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