Quantcast
Channel: MOTO GUZZI な おじさんの趣味とこだわりについて
Viewing all articles
Browse latest Browse all 399

スラーピー・・・?  スラッピー・・?  知ってまいすか?

$
0
0
最近とんと見かけなくなったアメリカからやって来た玩具、フリスビー・・・。
 
正式には「FLYING DISK」 と言うらしい。
今ではフリスビーDOGで見かけるくらいかな?
 
 
18歳ごろか? そんなフリスビーに嵌っていた時が有った。
 
ワシは地元の公立に入り、お約束の浪人だったが、中大付属に入ったUDASAN
繋がりの友達連中の中に軽井沢に別荘を持っているヤマちゃんというぼんぼんがいて、その別荘に仲間連中で夏の結構長い間自炊生活をしていた時にくるったようにやっていた。
 
 
イメージ 1
その別荘がある大蔵屋プリンスランド(現グリーンプラザ プリンスランド)
内には画像のような広い場所があり、仲間数人で広がって朝から暗くなるまで飽きもせずフリスビーで遊んだものだ。
 
毎日やってれば、そらうまくもなり、キャッチングも、膝や脇の下、逆立ちして足で挟んでも出来るようになっていた。もちろんスローイングだって、通常の内側から手裏剣のようにするやり方から、頭上から、スナップを効かせてのサイドスロー、ブーメランのように立ててオーバースローで投げることもできるようになっていた。
 
まぁ投げるだけでフリースタイルのような技は出来なかったけどね!
 
そんなフリスビーだが、世の中で流行り始めたのはその年の1976年ごろだったと記憶しているが、
 
ワシがこの奇妙な安定感のある飛び方をする物体を初めて見たのは、それから遡ること10年前の小学校3.4年のころ、埼玉県のある場所だった。
 
 
その場所とは・・・?
 
イメージ 2
 
 
イメージ 3
 
 
イメージ 4
 
埼玉県のお友達なら皆知っている当時のマニアックな遊園地、朝霞テックである。
 
今の朝霞研究所の敷地にあった、元ゴルフコースだったような場所にホンダが作った乗り物主体の遊園地だ。
 
その施設の入り口ゲートの切符売り場から50M位ほど、9M道路並みのアプローチが奥の施設に続き、その先の右側に最初のアトラクション、軟球のバズーカ砲があった。
 
打つと、2サイクルオイルのような青白い煙と共に軟球が勢いよく発射される仕組み。
 
今思うと、強力なコンプレッサーからの圧縮空気による空気砲のようなものだったろうと推察する。青白い煙を出す仕組みは判らん。
 
もしかしたら、単一爆発の2サイクルピストンとシリンダーがある仕組みだったのかもね!  だってやってるのがホンダだもの!
 
でもそれって仕組でいえば本当に銃じゃん? 笑
 
ワシはそれが大好きだったが、小4の春休みに3歳年下の従兄弟2人と叔母が田舎から学校に入る前の春休みということで、盛岡から上京してきて、狭い我が家滞在していた時に朝霞テックを案内する機会があった。
 
入場券を購入し、ワクワクしながらアプローチを歩いていくと、まさにそのバズーカ砲の脇で ダークスーツを着たおじさんが、妙に安定しまくった飛び方をする黄色い円盤型の物体の実演販売をやっていたのだ。
 
今思うと現在のフリスビーより直径は小さく、23CM位だった気がする。
いわゆる子供サイズ。
 
しばらくその奇妙な飛び方を見て、驚き、固まっていた。
 
好奇心の塊だった当時のワシは、親に懇願し、大好きなゴーカートに乗るのも我慢してこれを買ってもらう。
 
イメージ 5
記憶を基に イラレでその物体のディーテールを描いてみた。
 
どう見ても、まんまフリスビーだよね!笑
 
名前は確かスラーピーとう物だったと記憶している。
スラー~~と飛んで、ピ~~~っと行ってしまうからか・・・?爆
 
現在のフリスビーのようにシールを貼った安っぽいプロダクツではなく、
商標名をしっかり型から起し、エンボス状になった凝ったつくりだった。
 
おまけに、ロゴ部分は金色の塗装がしてあった。
 
 
 
それを買って帰り、友達と公園や放課後の校庭で、遊んだ。
 
最初はその飛び方に友達は驚き、一躍人気の遊び道具になったが、やがてすぐに飽きてしまい。押入れの中の雑物に成り下がってしまう。
 
何故記憶しているかと言えば、たまたまそれは母親の処分対象にはならずに高校のころまで廃棄されずにいたからだった。
 
 
あの朝霞テックでグレーのスーツを着たおじさんが売っていたスラーピーという名前の円盤型玩具・・・・あれは一体何だったのか・・・・?
 
 
だいたいスラーピーってその後しばらく経って どこかのコンビニの夏の氷菓子として世の中で販売されたような気がする。喰ったことないけど!爆
 
 
 
大人になってから、思い出したように、知人にこのことを話すのだが、友人たちは、それ勘違いでしょ? 作ってない? 多分お前の妄想だよ・・スラーピーってお前・・・!
 
と、取り付くしまもない。
 
だったらワシの妄想は、1970年代中期、フリスビーがまだ輸入され国内で爆発的に流行する前に、ワシの頭の中で創り出された国内で最初のオリジナルの円盤型玩具ということになるじゃん?
それも名前まで・・・・それも氷菓子の前に・・・・・。
 
 
んなこと有るかい!
 
確かにスラーピーという円盤型玩具はあったさ・・・
 
 
だれか知りませんか・・・スラーピー・・・
 
そしてあのスーツのおじさんは何者だったのか?
たまたま当時にニューヨークに行ってエール大学の学生が
フリスビーと言う名のパイ屋さんが売っていたパイ皿を
面白がって飛ばして遊んでいたのを見かけて、
 
良し!これは売りものになるぞ!と確信し
帰国して、大田区あたりの工場に作らせて
名前は すら~っと飛んでピー~~と行くから スラーピー!
 
子供が来る所・・・遊園地・・・朝霞テック!!
 
知り合いの朝霞テックの人に頼み込んで施設内で実演販売だ~~~~!
 
 
 
 
 
これで名前が違ったらワシ大恥かくこと必至! 笑
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Viewing all articles
Browse latest Browse all 399

Trending Articles