指先のリハビリを兼ね毎週末は今まで通り工作を続けている。
先週の週末は病院でのリハビリ後、届いたリフレクターをライトハウジングにセットする作業はやっていたが、今週末の3連休中にGARAGE・DAIHYOで曇った塗装の再コーティングをした後、小島商会http://www.kojimashokai.com/でエンジンマウント類の交換と足回りの整備をするので、あわててヘッドライトの交換作業をした。
交換しようとしてライトユニットを地面に置き、ついているライトを外した際、思わぬ落とし穴が・・・・・!
・・・と、ここで皆さん・・・モデルの年度が違って微妙に付かないとか想像したでしょ?
違いますよ・・・。
実は850はユニットをフロントコアサポートに6mmのボルト3本で取り付けるのだが、肝心のヤフオクで手に入れた方は③のホールにナットリベットが付いてなかったというか取れちゃってたのねぇ~。
リフレクターを取り付けてる時、それに気づかず、これ何の穴? あ~水抜きのホールか~!と逆さまなのに勝手に納得していたけど違ったわけ。
せっかく苦労してリフレクター付けたのに、また外してリベット打つの面倒だな~と思ったけど、仕方がないので、また部屋に戻って外すの図。
で、リベッターナッターを出して、6mmのアルミ製ナットを取り出してホールに当てるとやっぱりホール径が小さい。このままスポtっと嵌ればライトユニットをバラさらくても済んだが、ま、結局バラさなければ打てなかった訳だ。
6mmのナットを打ち込む場合結構大きいホール(約9mm)開けなくちゃならないので、大事なパーツやフレームなどの場合は、いざ開けるとなると結構躊躇してしまうものだ。
と言う訳で、管球ラジオ工作好きは皆持っているアルミシャーシ・リーマーで揉んでホールをデカくするだよ。
ぷらっちっく だから調子に乗ってると穴がデカくなりすぎるので要注意!
裏側の管状になっている要らない部分はカットする。根本まで切っても良いのだが、ハウジングケースの厚さが1.5mm程度だったので強度を考慮したのさ・・・
カシメる前にナットを嵌めて検証・・・・
ニョキッと穴に向って挿入開始じゃ! 覚悟せい・・・・
あれれ~~~~ ここでレバーをぐいぐい~っと!
でも、調子に乗ると相手が ぷらっちっく だから締めすぎに注意である。
RもLも同じ作業で無事終了!
再び外に戻って、コネクターを繋いで仮置きで点燈テスト。
HI/LOWのカプラーの結線間違いをチェック! 無事OK
こういうの焦ると必ずミスする。 以前ルマン3でシートを着脱した後、ツーリングに行ったら後方を走ってた仲間からウインカーが対角線だよ!と指摘されたことがあったっけ・・・。
無事に取り付け終了!
夜になって走ってみた・・・・・
850のライトって新車時はこんなに明るかったんだぁ~!と驚いた。
みなさん、特に90年代の欧州車乗ってる人! リフレクターの腐蝕は案外見た目と違って進んでますよ! 一度出来ればライトユニットバラしてちゃんと観察することをお奨めしますよ。
今までは、LOW点燈時、暗くてバンパー下のロードランプ(フォグではない)の補助が無ければ暗くて走れなかったが、その日の夜は、確実に前方直近数M先の照度が増し、左右もかなり明るくなった。 これなら雨の日も前方が良く見えるに違いない。
これで今度の車検はテスター屋さんで光軸をしっかりセットすれば安心だ。
これで長い間の懸案だった850のヘッドライト問題は無事解決ですな・・・。
今回のコスト、
□ ジャンクの中古ライトアッシー左右・・・・・・¥500
□ リフレクターアルミ蒸着鍍金 左右・・・・・・¥14,490(送料込)
□ 手間賃・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・¥∞
締めて ¥14,990 高いか安いか!
PS、しかし、試運転中にメーターパネル右下の全く関係ないλマーク(エンジン燃焼異常コーション)が点燈したのはなぜ?
心が重いです・・・・。