Quantcast
Channel: MOTO GUZZI な おじさんの趣味とこだわりについて
Viewing all articles
Browse latest Browse all 399

メガーヌⅡ エアバック警告ランプ点灯の対処

$
0
0
6月にソウチョの会社からやって来たメガーヌⅡ、この5ヵ月の間にブレーキ周りを一新し、オイルパンの補修やヒビが入ったテールライトやミラー等の外装パーツを交換し、車検を通し、メタメタになった内装パネルを塗装し、シートの汚れを落とし、板金塗装をして、何とか人に見せられるでレベルに仕上げてきた。

イメージ 4
しかし、春にエアバックの警告灯が点灯しっぱなしなったままになった・・・と聞いていたが場所が場所だけに、おいそれと手が出せずそのまま乗って5ヵ月が過ぎていた。

只、ずぼらにしていたわけではない。

イメージ 1
発売当時の最先端の8エアバックシステムなのに、それが動作しないのも、
何だかかなり残念なので、いろいろ治す算段はしていた・・。

引き取りに行った帰りに、エアコンが×だったので、ガスカートリッジ充填のついでに浦和のオート・ポア・ルージュに寄り、テスターに掛けたら、パッセンジャーシートのシートベルトプリテンショナーのエラーとドライバーのエアバックのエラーと算段されたので、ネットを徘徊し、メガーヌのこの故障原因の多くはエアバックシステムの配線のコネクター類の接触不良でこのエラー表示が出ることが殆どで、エンジンマウントの寿命が短いのと並んでメガーヌの弱点であることが判った。

早速全席のシート下のカプラーやプリテンショナーの起爆装置の電源ソケットにオーディオ用高級接点復活剤を塗布し、抜き差しを繰り返し、再びオートボアルージュにてテスターを掛けた。するとプリテンショナーのエラーコードは出なかったが、今度はドライバー側エアバックのエラーコードの表示がでた。(テスターは無料です。)

再びネットで検索すると、どうやらコンビネーションスイッチ(ウインカーやパイパースイッチ)に内臓されているスパイラルテープの断線でも同じエラー表示が出るらしいことが判った。

今度は、挨拶代わりに埼玉県に今や一軒しかない川口の正規ルノーディーラー(行ったら日産のディーラーの中にあった)に行ってルノー専用のテスターに掛けたら、エアバック内の配線コード断線のエラー・・・つまりスパイラルテープ断線の診断。(ディーラーは¥6,000の有料・・・)
見積もりは、コンビネーションスイッチごと交換で工賃込みで6万強。
たっけぇ~~! テープのみのパーツ供給はなく、アセンブリのみ!

イカの軟骨の背骨の3倍くらい幅が広いテープが切れただけで6万は高い。流石に6万もはらう気が無いので、そのまま帰った。

で、裏の変態のKさんに聞いたら、イーベイに1万弱でメガーヌのスパイラルテープのみが出てるよ!とアドバイスをくれたが、ペイパルの登録もしてないし、やったことがないので、今度はヤフオクでネガーヌのコンビネーションスイッチを探したら、1年後のスポール(マニュアルミッション/エンジン強力のスポーツモデル)用が出ていたので、パーツ番号は違うが、一か八かで8,000で落札。


イメージ 3
EZZYさんから情報提供してもらったメカ用のマニュアルのPDFデータがあるので、出力して週末自分でやろうかと思ったが、結構ハンドル周りを分解するのバッテリー端子外して、やらなくちゃならないし、デフォルトからの復旧操作もかったるそうだったし、エラーコードを消す作業とかできないので、今回は楽することにしてパーツ持込でオート・ポア・ルージュへ再び行った。


イメージ 2
年式やモデルが違うから付くか付かないかはギャンブルだし、動作しなくても工賃は貰うことになっちゃうよ・・・とオーナーの大竹さん。

イメージ 5
・・・で早速作業を開始。ここはプジョー専門だが、フランス車全般を見てくれる。
だから、ちょっとパネル等外すのに手こずっていたのは内緒。笑

イメージ 6
画像順番が逆だが、エアバックユニットを外すと中央にデカいトルクスのボルトがある。このサイズ、ワシ持ってないのも今回自分でやらない理由の一つ。

何れ買わなくちゃ! 笑

イメージ 7
外したついでに、観察・・・・・このハンドル・・ちゃんとレザー巻きだった!

イメージ 8
コンビネーションスイッチの中央、黒いドラム上のリールの中に今回悪さをしているスパイラルテープがあるのだ。

最近はハンドル周辺にいろんな機能が集中しているので、結線方法が複雑で
故障も多いんだろうな・・・。

年式の新しいスポール用はソケットの中の使っているピンの数が若干多かったが、
ソケットの形状は同じだったので、何とか装着は出来た。




そして、エンジン始動!  


イメージ 9
あっけなくエラー表示は消えた!


やったね! モデルもグレードも違うが、今回のギャンブルはワシが勝利!

つまり機能が増えた分だけソケット内のピンが増えただけで、基本的な配線の配置は同じだったってことです。


これはかなりラッキーだった。
国産車でも年式やグレードが違うとソケットピンの配置やコードの色まで違う場合が多い。
また、交換後はテスターでエラーコードを消すことを想像していたが・・・
自動認識してくれるみたいなので、これで次は自分で対応できる確証をも得られた。


これで我が家にやって来た2004年 メガーヌ5ドア 2.0-16Vは、やっとまともな車になったようだ。

やれやれ・・・・

イメージ 10
イメージ 11
帰り際に御大竹さんにお礼をいい、記念にステッカーを2枚頂き、もとらっどさんのお友達だと言うと、急にニコニコして、2回もドイツと日本を往復してるマニュアルの406のクーペは珍しいと言ってましたよ・・・。

何かちょっと常連になれた気がした。



帰宅して早速外したコンビネーションスイッチの例のドラムを開けると・・・

イメージ 13
このターミナルプレートから・・・


イメージ 12
このようにスパイラルテープが切れて、遊離してドラム内でグチャグチャになっていた。

イメージ 14
このようなガイドのようなパーツの破片がドラム内に割れて引っかかっており
これが原因でスパイラルテープがハンドルを切った際に引っ張られて、破断したのだろう・・・。


イメージ 15

イメージ 16
この後、5時間掛けて、切れたテープとターミナルプレートのハンダ付け接合を得意のジャンパー接続等で試みたが、結局上手くいかず、諦めた。


このまま玉砕も癪なので、次回スパイラルテープ単体のみの交換のことも考えて・・・

イメージ 17
コンビネーションスイッチを分解し、大体の構造を頭の中に入れ、再び組み直し、
次回に備えた。

しかしネットで検索すると、まぁ~よくメガーヌのエアバックエラー表示点灯は
いっぱい出てくる。ほとんどの原因がこの黒いベロみたいなパーツの破損によるスパイラルテープ破談みたいだ。

ネガニストジャポンというサイトが有るが、実際スパイラルテープまでたどり着き
交換した事例は無かった。

殆どの先輩達は6万円コースを仕方が無く喰らっているようだが・・・。
まだメガーヌオーナー新入生だが、ワシはそんなことやる気は毛頭ない。

今まで通り、車は変わってもやることは同じ。
メガーヌになって、また勉強のしなおしだけど、ボルボ同様DIYでとことん付き合ってやろうじゃないの!   

・・・・という訳で、メーター表示に何もランプが付いていないのは
なんて清々しい気分なんざんしょ!

とてもご機嫌だぜ!


Viewing all articles
Browse latest Browse all 399

Trending Articles